雅な平安貴族は不潔だった!?平安時代のお風呂事情

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出典:http://blog.livedoor.jp

日本人は、世界的にも綺麗好き。無臭だ!とよく言われています。海外に旅行に行ったことある人は、共感できるかと思いますが、日本人は世界中の人々と比べても無臭です。

その最大の理由が「お風呂が大好きだから」。
長風呂をする人も多い今日ですが、実ははるか昔の平安貴族たちのお風呂事情は現代の私達には想像を絶するものでした。

そんな平安貴族のお風呂事情を紹介します。

お風呂は1ヶ月に4~5回

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出典:http://item.rakuten.co.jp

当時の平安貴族たちは、1カ月に4~5回ほどしかお風呂に入っていませんでした。つまり1週間に1回の入浴ペース。
特に、女性は悲惨です。

当時の女性は十二単というように多くの着物を着こんでいました。さらに化粧も濃いため、体が垢まみれでありとても不衛生だったそうです。

当時のお風呂は「サウナ」

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出典:http://www.mag2.com

時の貴族のお風呂は蒸気を利用した「蒸気風呂」が主流です。それは「風呂殿」と呼ばれていました。
それは、お湯を沸かして室内を蒸気で満たしたサウナ風呂でした。

ちなみに、入浴中にお尻の下に布を敷いていたそうで、それが風呂敷の語源となったといわれております。
今のように、お湯につかったり、水で体を洗うという行為も禊という儀式でしかできなかったそうです。

入る日は占いで決定される

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出典:Scott Shaw

なぜ、平安貴族たちはお風呂を嫌ったか。それは、お風呂に入る日は占いで決定していたからです。当時の貴族たちの生活のほとんどが占いによる吉兆によって決められていました。

そのため、縁起が良いとされる日でなければ入らなかったという裏事情があったのです。
当時は、悪い日取りに入浴などしようものならば、洗った部分から悪霊や邪気が入ってしまい体調を崩したり命の危険性があると考えられていました。

現代からしてみれば、毎日入らないことが信じられないと思う方も多いと思いますが、当時では事情が違ったのです。

トイレも不衛生だった

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出典:dirtyboxface

ちなみに、当時の平安貴族たちのトイレ事情もかなり深刻です。実は、奈良時代には水洗トイレが存在していましたが、その技術は平安貴族たちには受け継がれませんでした。

そのため、当時の貴族の屋敷にはトイレはなく、ポータブルトイレを使っていたのです。

しかしヘアケア―は欠かさなかった平安の女性貴族たち

ここまでの不衛生だと、美意識はどうなっているのか?と疑問に思う人も多いと思います。
しかし、ヘアケアーについては当時多くの女性たちが気を使っていました。

なぜなら、平安時代には、黒くツヤのある長髪こそが美人の条件とされていたからです。
米のとぎ汁を使って髪全体を濡らして、色濃く艶を出したり、ヘアケア後には香木をたいて髪に香りをつけていたそうです。

ちなみに庶民は比較的衛生的な生活をしていたらしい

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出典:伝統文化★資料室

ちなみに、平安貴族より質素な生活をしていた庶民はどれほど不衛生なのだろうと調べたところ、実際は貴族よりずっと衛生的でした。

当時は、御湯を大量に用意するのも大変なので、「蒸し風呂」が主流でした。村にサウナを作り、それを皆共同で使用していました。

そのため、当時の庶民は仕事をした後はサウナで汗を流し浮き出たあかを葉っぱなどを使って落としていたようです。

また、水をかけながして体を洗うという方法も、一部の庶民の間では行われていたようなので、比較的衛生的で臭いも酷くないようです。

いかがでしたか?
雅な平安貴族からは想像もできないような不衛生。
少し平安貴族たちを見るときの目が変わったのではないでしょうか?
これもわたしたちが暮らす日本の歴史です。

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