両親が脳死判定の女の子へ送った手紙に涙 愛を天国から注ぐ

エンタメ

親が子供の死に直面するのはどんなに辛いことだろう。
想像するだけでも本当に辛いです。

その悲しみは想像を絶するもの。しかし、そんな中で幼い我が子が脳死と判定されたご両親がある大きな決断をしました。
as

娘の臓器提供を承諾

2年前の臓器移植法改正で15歳未満のドナーからの臓器提供が可能となった。それまで本人の生前の書面での意思表示が必須であったが、改正後は意思不明の時は家族の承諾で可能となり、これが小児にも適応され、既に昨年には10歳以上ではあるが15歳未満の子供さんから脳死での臓器提供が実現している。
出典 http://www.huhs.ac.jp

インフルエンザの症状が悪化し、23日に脳死と判定された6歳未満の女の子の両親が、臓器の提供を承諾しました。その際に想いを綴った手紙を公表しました。

Aちゃんへ

Aちゃんが体調を崩してからお父さんとお母さん辛くてね。毎日毎日神様にお願いしました。目に見える物全てに、お山に行ってお願いして、川が見えればお願いして、海に向かっても…いろいろ神社なんかも夜中に行ってお願いしました。最後には落ちている石ころさんたちにもお願いしたんだよ。でもね、どうしてもAちゃんとお父さんを入れ替えることはできないんだって。
もう目を覚ますことはできないんだって。もう長くは一緒にいられないんだって。
お父さんとお母さんは辛くて辛くて、寂しくて寂しくて泣いてばかりいたけれど、そんな時に先生からの説明でAちゃんが今のお父さんやお母さんみたいに涙にくれて生きる希望を失っている人の、臓器提供を受けなければ生きていけない人の希望になれることを知りました。どうだろう?Aちゃんはどう思う?いやかな?
お父さんやお母さんは悩んだ末、Aちゃんの臓器を困っている人に提供することを決めました。もしいやだったらゴメンね。
お父さんもお母さんも臓器を必要としている人がたくさんいて、その人を見守る人たちがどんなにか辛く苦しい思いをしているか知っています。もしその人たちにAちゃんが役に立てるなら、それは素晴らしいことだと思ったんだよ。
一人でも人の命を救う。心を救う。ってすごく難しいことでお父さんもできるかわからない。だけど、とても素晴らしく、尊いことなんだよ。
もしAちゃんが人を救うことができたり、その周りの皆さんの希望になれるとしたら、そんなにも素晴らしいことはないと思ったの。こんなにも誇らしいことはないと思ったの。Aちゃんが生きた証じゃないかって思ったの。今のお父さん、お母さんみたいに苦しんでいる人が一人でも笑顔になってくれればどんなに素晴らしいだろうと思ったの。
そして、その笑顔はお父さんやお母さんの生きる勇気にもなるんだよ。
いつも周りのみんなを笑顔にしてくれたAちゃんだから、きっとまた世界の笑顔を増やしてくれるよね?
命はつなぐもの。お父さんとお母さんがAちゃんにつないだようにAちゃんも困っている人に命をつないでくれるかな?
願わくば、お父さんとお母さんがAちゃんにそうしたように、AちゃんもAちゃんがつないだその命にありったけの愛を天国から注いでくれるとうれしいな。 お父さんより
お母さんを
もう一度
抱きしめて
そして
笑顔を見せて
お母さんより
出典:tokyo-np

女の子の臓器は3人の命を救った

日本臓器移植ネットワークによると、女の子から提供された臓器は、肺が岡山大学病院で10歳未満の男の子に。肝臓は国立成育医療研究センターで10歳未満の女の子に。腎臓が静岡県立総合病院で40代の男性に、それぞれ移植されたことが発表されています。

ご両親にとってはとても辛い選択でしたが、女の子の臓器はこうしているうちにも機能し、脈打っています。ご両親の希望通り、女の子は命を繋いだんです。

このような形で、世界中には助けられる多くの命があります。
移植のために自分に適応した臓器を待つ期間は、人それぞれ。
運とタイミングがあります。

臓器を提供されて長く生きることができるようになった方たちは、臓器を提供していただいた方たちの想いを背負って、長く生きることができることを感謝して今も生きているのでしょう。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

クイ~ズの最新情報をお届けします

Twitterでクイ~ズをフォローしよう!

この記事を書いた人

クイ〜ズライター

こんな記事も読まれています

エンタメ」カテゴリの人気記事