3.11 不妊治療の末に授かった、愛おしい我が子が残した手紙。

妊娠

東日本大震災直後の風景
出典:http://matome.naver.jp/

5年前の3月11日。
未曾有の災害をもたらした東日本大震災。

5年というと区切りがよいように聞こえますが、被災地では復興が続く中、
癒えない心の傷を抱えている方々もたくさんいらっしゃいます。

これから紹介する女性も、心の傷はずっと残ったままなのではないでしょうか?

震災で亡くした「奇跡の子」が残したものは・・・。

作文用紙と鉛筆と消しゴム
出典:http://blog.livedoor.jp/

宮城県に住む一人の女性。
長男を出産した後、なかなか次の子に恵まれず、
不妊治療をすることを決意。
不妊治療というと、いろいろなステップがありますが、
彼女は卵管の手術を繰り返し、やっとの想いで次男を授かったそうです。
彼女たち家族のもとにやってきた次男は、「奇跡の子」として、
本当に大切に育てられたそうです。

それから月日がたち、あの日が訪れます・・・。
2011年3月11日。
その日は長男の中学校の卒業式。
彼女は謝恩会に出席しており、海岸の近くにあるホテルに来ていたそうです。
その時起こった大きな地震・・・。

大地震の後、次男から携帯にメールが入ります。
『家の前』
他の場所ではもう津波が押し寄せていたのでしょう。
彼女はすぐに、
『高台に逃げなさい!』とメールをします。
その後、津波が町を襲い、そこから携帯は繋がらなくなってしまいましたが、
夜になって、
『こわい、助けて』と書かれたメールが届いたそうです。

彼女が自宅に戻ることができたのは翌日の朝。
自宅には次男のランドセルが残されていましたが、次男の姿はありませんでした。
彼女は手の甲に爪が刺さるほど強く手を組み、次男の無事を祈ったそうです。

約2か月後。
次男は排水溝で見つかったそうです。
彼女の祈りは届きませんでした・・・。

津波が襲った彼女の自宅。
1階の家具などはすべて流されていました。
津波のすさまじさを思い知らされます。
しかし、冷蔵庫は流されず残っており、
その冷蔵庫に1枚の手紙があまり汚れることなく残っていたそうです。

次男が小学校の授業で母にあてて書いた手紙です。
不妊治療の末に産まれた次男は、「奇跡の子」として大切に大切に育てられたことが伝わってきます。

「おかあさんへ
いつもありがとう。
もう、うまれないっていってたけど、がんばってぼくをだしてくれてありがとう。
ぼくは、かみさまの子だと思いました。」

もらったときも嬉しくて宝物になったであろう次男からの手紙。
大切に、いつも見ていられる冷蔵庫にはっていたのではないでしょうか。

この手紙は、今でも神様が残してくれた大切な大切な宝物であるに違いありません。

2人目不妊・・・。そして不妊治療。

思い悩む女性
出典:http://ivf-asada.jp/

年齢やストレス、1人目の出産の影響など、原因はいろいろ考えられるようですが、
第2子がなかなか授からない「2人目不妊」が多くなっているようです。
そして、2人目妊娠のために不妊治療を行う方も増えているのだそうです。
なかなか2人目を授かることができないということで、
不妊治療では一通り検査をしていきます。

不妊の原因は加齢の問題が一番大きいようですが、
卵管に原因がある場合も多いようです。
卵管が詰まっていたり癒着していると、精子や卵子が卵管を通ることができません。
まずは卵管造影検査をし、卵管の様子を調べます。

卵管造影検査をすると、卵管の通りがよくなるので、治療にもつながるといいますが、
彼女の場合は何度も手術を繰り返したようですね。
卵管造影検査は、激痛を感じることがある検査です。
個人差はありますが、卵管が詰まっている方は激痛があるといわれています。
手術となると全身麻酔の手術となるそうです。

不妊治療はお金も時間もかかりますし、ストレスもかかりやすいといいます。
そんな不妊治療を乗り越え、やっと授かった次男。
「奇跡の子」と呼ぶのもわかる気がします。

愛おしい存在・・・。

子どもを抱きしめる母
出典:http://depthtruct.exblog.jp/

10か月間おなかの中で一緒に過ごし、陣痛、出産の痛みを乗り越え産まれてきた我が子。
ホントに愛おしいものです。
夜寝なかったり、いたずらばっかりだったり、生意気なことを言ったり・・・。
そりゃあ腹の立つこともあります!
でも、どんなことがあっても愛おしくてたまらないのが我が子です。

そんな我が子をなくしてしまった彼女の気持ちを考えると・・・、
本当に言葉になりません。
なんて言葉にしても足りないと思います。
そして、彼女と同じような辛い思いをしている方が本当にたくさんいるでしょう。

そんな方々も、彼女の言葉に、勇気をもらえるかもしれません。

「いつか、天国の次男にほめてもらえるように生きていきたい。」

震災から5年。
恐怖や悲しみ・・・。
目を背けたいことも多いと思いますが、決して忘れてはいけない日です。

あらためて、震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

今も復興は続いています。
少しでも力になることがあればと思いますよね。

今年も、Yahoo!で「3.11」と検索すると、
1人につき10円の寄付をすることができるそうですよ。

Yahoo検索で震災寄付
出典:http://www.itmedia.co.jp/

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