赤ちゃんの睡眠時間で生活リズムに大きな影響がでる大変なこと

妊娠

赤ちゃんにとって、睡眠は非常に大切で生理的欲求以外にも成長促進や疲労体力回復・体力の温存等・幅広い意味があります。
しかし、現代では家族構成や就労時間の都合上、核家族、共働きなどが背景にあり、赤ちゃんから幼児を対象に22時過ぎても寝ない子どもが問題になっていると厚生労働省の調べで分かっています。

赤ちゃん 子供 睡眠
出典:http://koarubiyori.jp/

その数は子ども(赤ちゃん~小学校低学年を対象)の30%で、赤ちゃんではその10%を占める深刻な問題となっているようです。
睡眠時間が短い、睡眠時間は確保されているものの昼夜逆転、その生活リズムによって両親や家族にも影響ができ悪循サイクルになる等、多方面で広い範囲で日常生活に支障が出たり、問題・悩みとまでなっています。

小児看護の教科書、乳児健診で小児科医・保健師の助言を元に赤ちゃんの睡眠についてご紹介します。

赤ちゃんの睡眠時間は月齢別によりかわってきます。
下記は、月齢別の平均睡眠時間の一覧表です。
赤ちゃんによっても、差がある為、平均的な睡眠時間となります。
この時間よりも大きく上回る、または少なすぎるなどがあれば生活習慣・スタイルの見直しと修正が必要となります。

赤ちゃんの睡眠時間~月齢別~

生後0・1ヶ月・・・ ・・・15~20時間/日
生後2・3ヶ月・・・ ・・・14時間/日
生後4・5・6ヶ月 ・・・・ 12時間/日
生後7・8・9ヶ月 ・・・・ 10~12時間/日
生後10・11・12ヶ月・・・ 12時間/日

赤ちゃんによっては、月齢が増すと昼寝をしなくなったり、昼寝が短くなったりします。

また、夕方に疲れ果てて少し寝ても、いつもと同じ決まった時間に寝る赤ちゃんもいますし、夕方に寝た影響で夜眠るのが遅くなる赤ちゃんもいます。
睡眠時間も非常に大切ですが、睡眠の質も重要です。

ぐっすり深く、ゆったりとした安定して落ち着いた気持ち・環境で眠るのが安眠且つ良質な睡眠時間となり、寝起きも良く起きた後、活発に遊ぶ事ができます。

赤ちゃんの睡眠の理解とお世話

寝ている赤ちゃん
赤ちゃん 睡眠
出典:http://koarubiyori.jp/

1.概念
新生児は、授乳以外の時間のほとんどが眠っています。
しかし、生後6週頃から睡眠時間がまとまりはじめ、生後6ヶ月頃までに覚醒から睡眠への移行時間が定着してきます。
よって、月齢が進むにつれて、少しずつ昼間に覚醒し、夜間に眠るという睡眠・覚醒リズムを確立していきます。

2.成熟に伴ってレム睡眠が現象
睡眠には2つのタイプがあります。
レム睡眠と呼ばれる覚醒時に似た脳波を示し、身体や眼球の動きが認められる睡眠。
ノンレム睡眠と呼ばれる身体や眼球の動きのない睡眠です。
睡眠時は、この2つが交互に現れています。
乳児期は、中枢神経の成熟に伴って、このレム睡眠の割合が現象していく特徴があります。

3.良い環境作りを提供
赤ちゃん~乳児期は、環境に大きく左右されます。
物理的環境、母親の育児態度、乳児の気質・性格や体質等も睡眠に影響を与えます。
これら全てを配慮して、赤ちゃんに居心地が良く最適な環境を提供できるよう務める工夫が求められています。

4.夜泣き
睡眠パターンが変化する、生後6ヶ月頃~1歳頃の乳児は、夜中、急に激しく泣き出す事があります。
その対処法としては、暑さや寒さ、オムツの汚れ、衣服の締め付け、重い寝具等を見て・触れて・確認して考えられる原因を取り除くように努めます。
それでも泣き止まなければ、睡眠覚醒リズムが確立する過程における一過性の現象と考えられます。
穏やかな優しい気持ちと声かけで安心を促されて下さい。

5.環境の調整
室温は、一般的に冬季は20℃前後、夏季は26~28℃、湿度は50~60%に維持することが望ましい環境作りです。
暖房や冷房を使用する時は、極端に暑すぎたり寒過ぎたりしないように注意が必要です。
温度・湿度計があると目安になって役立ちます。
また、朝夕は換気して風通しし涼しく快適な環境や、一酸化炭素中毒の予防を図る必要があります。

赤ちゃんの睡眠覚醒リズム

赤ちゃん
新生児は、昼夜を問わず睡眠と覚醒を繰り返します。
年齢が進むにつれて、睡眠は夜間に集中して、昼間の覚醒時間が長くなります。
1~2歳では、昼寝が1回になって、3~4歳頃には昼寝をしなくなります。
中枢神経の成熟に伴って睡眠の長さやタイミングが変化するだけではなく、レム睡眠の割合が現象します。
新生児のレム睡眠の約50%を占めるに対して、乳児は40%、幼児で20~25%と減少し、5歳頃には成人とほぼ同じ睡眠パターンとなってきます。

また、睡眠に関わる習慣として大切なポイントとなるのは、トイレです。
トイレトレーニング・過程には大きな個人差がありますが、4歳頃には寝る前にトイレへ行き排尿、挨拶して寝る、起きたら挨拶ができるといった基本的な行動が身につけられるよう援助すると理想です。

赤ちゃんの睡眠時間と、それに関する事で大切な事をご紹介しました。
是非参考にしてみてくださいね。

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