35人もの捨て子を育てたある女性の感動話

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あなたは中国にいる35人もの捨て子を育てた女性の話を知っていますか?近年、中国に対して良いイメージを持っている人は少ないですが、この話を聞けば、中国へのイメージも変わるかもしれません。

☆40年間で35人の捨て子を育てた女性の話

いつの時代、どこの国でも、出産後に赤ちゃんが捨てられてしまうということが後を絶ちません。

こういった捨て子の背景は「望まない妊娠」にあります。

出産まで誰にも助けを求めることができず、ひっそり出産して、捨ててしまうのです。

日本でもこういった事例は少なくありません。

そうはいっても生まれてくる子供たちに罪はありません。

身勝手な大人の事情によって、人生の希望を失ってしまった戸籍を持たない子どもたちは世界中に多くいます。

そんな捨て子を35人も育てた女性の人生が世界中で感動を呼んでいます。

☆貧しい生活をしていた1人の女性

その女性とは中国浙江省金華市に住む、楼小英(ロウ・シャオイン)さんという88歳の女性です。

彼女は道に落ちているゴミを拾って、リサイクルして生計を立てている、貧しく暮らしている女性です。

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出典:http://japan2014.blog.fc2.com

そんな貧しい生活を送るロウさんがゴミ以外に拾い続けるもの、それは子どもでした。

40年間という長い間、街中に捨てられた子どもたちを保護し、実の子と分け隔てなく育てていきました。

その人数はなんと35人!

☆子どもを保護しつづけているきっかけ

ロウさんが初めて子どもを保護したのは1972年のことでした。

いつものようにゴミ拾いに出かけたときに、小さな女の赤ちゃんをゴミの中から見つけます。

もしロウさんが助けていなければこの赤ちゃんは亡くなっていたでしょう。

助けた女の子の成長を見守ることが、いつしかロウさんにとって生きがいになっていたのです。

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彼女には実の娘がいましたが、娘を特別扱いをすることなく、分け隔てなく実の子のように愛情を与え続けました。

そんな生活の中で、子どもの世話をするのが本当に好きなんだと気づきます。

☆夫の死でどんどん貧しくなる生活

ロウさんが子育てという生きがいを見つけたのもつかの間、ロウさんの夫が亡くなってしまったのです。

そうすると収入がもっと少なくなり、どんどんひどく貧しくなっていきました。

娘さんたちによると、当時ロウさんは収入減であるゴミを子どもたちが寝た後に拾いに行き、明け方に帰ってくるという生活をしていました。

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また、子どもたちがおなか一杯になるまで、ロウさんは絶対に食べ物を口にしませんでした。

実は食べ物を食べることができないほど、困窮していたということでした。

自分を犠牲にしても、血のつながらない赤の他人である子どもに尽くしてあげるということはなかなかできません。

貧しい生活をしている方ならなおさらです。

子どもたちの成長だけを生きがいにしていたロウさんにとって運命的な出会いが88歳の時に訪れました。

☆捨てられていた男の子との出会い

ある日、いつものようにゴミを集めているロウさんは、ゴミに埋もれて苦しそうにしている7歳の男の子と出会えました。

その子はじっとロウさんを見つめていたのです。

ロウさんはすでに88歳。

自分自身の年齢を考えると育て上げることができるか不安になりますが、見過ごすことができず、自宅へ連れて帰りました。

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その子は中国語で「貴重で大切なもの」という意味の「麒麟」と名付けられ、すくすくと育ち、やんちゃな子へと成長しました。

ロウさんは現在腎不全のため入院中。

その代わりにほかの子どもたちが弟の世話をしています。

☆ロウさんの願いとは…

現在、動いたり話したりすることも難しい88歳のロウさんの願いは「麒麟くんが学校へ通うこと。」

35人の子どものうち3人を学校に通わせてあげることができず、ずっとそのことを悔やんでいました。

最後の子どもである麒麟くんにはそんな思いをさせたくない、勉強させてあげたいと思っていました。

しかし麒麟くんは無戸籍のためなす術がありませんでした。

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そんな中、ロウさんのことがニュースで取り上げられると一躍話題になります。

彼女の行動が多くの人に感動を呼び、入院費を援助するための募金サイトができました。

また、戸籍管理をしている地元の公的機関が、麒麟くんが小学校に入学できるように、対応してくれ、麒麟くんは無事に小学校に入学することができたのです。

お金持ちでもない、権力もない彼女は、地元の英雄としてたたえられているのです。

☆ロウさんが人々に伝えたい事

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生活のため、ゴミを漁る私が見た見過ごしてはならない現実がゴミの山にありました。

私たちには生活のため、ゴミを集めてリサイクルする力があります。

人の命もきっと「再生」できるはずです。

道にゴミのように捨てられた子どもたちは、愛情と助けを必要としています。

入院中も子どもたちの心配をしていたロウさん。

麒麟くんの小学校入学にはとてもとても喜んだと思います。

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