【うなりやベベン】Eテレ「にほんごであそぼ」のベベン曲と国本武春さんの魅力とは

エンタメ

Eテレ「にほんごであそぼ」でお馴染みのベベン曲。子どもと一緒に楽しみながら観ていたママも多いはず。


出典元:http://usubeni88.exblog.jp

“うなりやベベン”として国本武春さんが出演していましたが、昨年末に55歳という若さで亡くなられています。

目を引く三味線のパフォーマンスと素敵な歌声で、たくさんの子ども達に日本語の楽しさを伝えてきました。

今回は、国本武春さんと残されたベベン曲の魅力について紹介いたします。

うなりやベベンとは?!


出典元:http://kodue1958.exblog.jp
インパクトのある髪型で、三味線と歌声を披露する“うなりやベベン”こと国本武春さんは、浪曲師です。

一気に知名度を上げた「にほんごであそぼ」では、記憶に残るような演出で子ども達を楽しませていました。

番組のクレジットでは“うなりやベベン”と表示。一人のキャラクターとして出演していることを主張し、子ども達に日本語を伝えてきたのです。

国本さんは昨年12月、公演リハーサル中に突然倒れ、緊急搬送。脳出血による急性呼吸不全により亡くなりました。

新たなベベン曲を聴くことはできなくなりましたが、これまでのベベン曲はいつまでの受け継がれる素敵な曲です。

▼国本武春さんのプロフィール


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名前 国本武春(本名 加藤武)
生年月日 1960年11月1日(満55歳)
職業 浪曲師
出身 千葉県

浪曲師と聞くとピンとこない人が多いかもしれません。三味線の演奏を用いながら話を語り歌うことです。

明治時代初期からスタートした、歴史ある演芸。

国本さんは、曲師(三味線演奏者)をつけず、自ら三味線を弾くオリジナルの弾き語りスタイル。

そしてロックやR&Bなど、さまざまな音楽のジャンルを取り入れることで、新しい浪曲スタイルを作り上げていました。

浪曲師の他にも、ドラマやアニメ番組など、幅広い分野で活躍されていました。

子どもと聴いてほしい!ベベン曲♪


出典元:http://www.japandesign.ne.jp

「にほんごであそぼ」で、使用されていたベベン曲。

うなりやベベンが残した曲はどれも素敵な曲です。番組内で放送された曲の中からピックアップしてみました。

子ども達と一緒に名曲を振り返ってみてはいかがでしょうか。

▼蜘蛛の糸


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芥川龍之介の短編作品「蜘蛛の糸」を題材にした、これぞ「にほんごであそぼ」という作品です。軽快なリズムなんですがどこか怖いような悲しいような。浪曲を思わせる語りから一転、始まる歌は最早ベベン節。

カンダタ役のつばさ君(初代子役)の演技も相まってとてもシリアスでダークな曲なんですが、何故かそれを感じさせないのはベベンさんのなせる業ですね。

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▼ベベンの風の又三郎


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宮沢賢治の名作「風の又三郎」の冒頭に登場する歌にベベンさんが曲を付けたものです。最近では野村萬斎さんと藤原道山さんのバージョンと共に月の歌として放映されていました。

ベベンさんは人形で登場しますが歌声は変わらずベベンさんの力強い「どっどうどどう~」が聞けます。

萬斎さん道山さんの「風の又三郎」はとてもパワフルな風の音を表現していますがベベンさんのは強いんだけれどもどこか優しく晴れやかな風の音に聴こえます。ベベンさんの人柄が出ているのかもしれません。

出典元:http://mamari.jp

▼ベベンの草枕


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夏目漱石の「草枕」の冒頭部分にベベンさんが曲をつけたものです。この曲、1番は「とかくこの世は住みにくい」と世の中を否定するような文言ですが、2番になると「本に人の世は素晴らしい」とまるで逆の歌詞になっています。

実はこれ1番は夏目漱石の草枕をそのまま引用し、2番はベベンさんが考えた前向きな草枕なのです。

出典元:http://mamari.jp
子ども達が目を引く衣装で登場し、力強い歌声と三味線で日本語を伝える演出。

思わず大人も見入ってしまうような素敵なパフォーマンスでした。

「にほんごであそぼ」で、うなりやベベンは生き続ける


出典元:http://p.twipple.jp
▼NHKからのコメント

うなりやベベンさんは、ご自身が
国本武春さんの一番弟子だとおっしゃっていました
浪曲師としての活動と一線を画し、子ども達に日本語を楽しく伝えることを望んでいらっしゃいましたので、ご本人とご遺族の意向を尊重して
「にほんごであそぼ」では、うなりやベベンは生き続けます
国本武春さんのご冥福をお祈りいたします

出典元:https://www.nhk.or.jp

うなりやベベンは、国本さんの一番弟子だと語っていたそうです。国本さんにとって、あくまでも別の人物。番組のクレジットを“うなりやベベン”と表示していたことも納得できますよね。

楽しく日本語伝えることができるベベン曲は、いつまでも「にほんごであそぼ」で生き続け、たくさんの子ども達の心に響く名曲となります。

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