子どもと話し合うきっかけにしたい、絵本「とにかくさけんでにげるんだ」

妊娠

近年、子どもが犠牲になる事件が多発しています。とくに性犯罪のような、ただの誘拐目的ではない事件も増えてきています。そういった事件から子どもが身を守る方法を子ども自身に伝えることは難しく、「知らない人にはついて言ってはいけないよ」としか教えることができず、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。子どもが巻き込まれてしまうさまざまな事件について、子どもと話し合うきっかけになると話題になっている本があります。
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出典:http://afoggystory.com

「とにかくさけんでにげるんだ」

ベティー・ボガホールド作
安藤由紀 訳
河原まり子 絵

自分で自分の身を守る大切さを教えてくれる「とにかくさけんでにげるんだ」

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出典:http://afoggystory.com
「とにかくさけんでにげるんだ」はカナダの小学校では副読本といて使われている本の日本語版の絵本。子どもでも分かりやすい言葉で絵を見ながら、大人による犯罪から身を守る術を教えてくれます。公園で知らない人に声をかけられたら?デパートで迷子になったときに、知らない人から声をかけられたら?・・・など子どもでも理解できる語り口調で、そうなったらどうしたら良いのかを教えてくれる内容になっています。

もし被害にあってしまったら・・・まで教えてくれる

事件の被害にあいそうになった時の対処法をきちんと教えてくれる絵本ですが、この絵本はそれだけではなく、被害にあってしまった場合の対処法まで書かれています。

例えば「知らない人に体を触られてしまった」

「親戚のおじさんに変なゲームをさせられた」などです。
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出典:http://ameblo.jp
男の子でも巻き込まれることがある、性犯罪。そんな犯罪の被害者になってしまったときに子どもはどうすれば良いのか。そんなときは、どんなことも親に話すようにしよう、と絵本は教えてくれます。被害にあったあなたは悪くない、そういうことをした大人が悪いんだ、と。そして相手が知っている人であっても、そういう悪い大人もいるのだということも教えてくれています。

やはり最も避けなければいけないのは、被害にあってしまった子どもが、自分1人で心の中に事件を抱えてしまうことです。それは子どもがいつまでも心の中に闇を抱えてしまうことになってしまいます。どんなことであっても、親には話しをしていいのだ、親はいつでも子どもの味方なのだということを子どもに教えることは大切です。

絵本を読んだ親たちの感想

この絵本を実際に読んだ方の感想をいくつかご紹介します。

この本は、大人が子どもに読み聞かせてあげて、そして対話することによって、「お父さん、お母さんはいつも自分のことを大切に思っていてくれて、何かあったときは必ず助けてくれる」そして、「いつも自分は守られている存在なんだ」と子ども自身が確信することによって、その大切な身体を「自分の力でも守るんだ!」とはじめて子ども自身の力が溢れてくる本だと思います。出典:https://www.amazon.co.jp

小さな子どもにもわかりやすい言葉で、誘拐や性被害にあった時にどのように行動したらよいかが書かれた絵本です。デパート・公園・マンション・ホテル・テレビのニュース・しんせきのおじさんの家で。
被害に遭ってしまった時、子どもへ保護者がどのような言葉を掛けてあげたら良いのかも書かれています。男女問わず、予防の為にも是非読んでいただきたい本です。出典:http://review.rakuten.co.jp

性のことに関しては、まだタブー視されている社会です。子供が一番 知りたがっていることでありながら、学校でも家庭でも あやふやに片づけられています。この本は、絵本でありながら、子供たちに「とにかく さけんで にげるんだ」と 強く訴えています。悪い人から身を守る為是非、沢山の子供たちに読んで欲しいです。出典:http://honto.jp/netstore

読んでよかった、子どもにも読み聞かせてよかった、といった感想を持つ方が多かったです。子どもには少しショッキングな内容なのかもしれません。しかしそういった犯罪から目を背けてばかりいては、犯罪から身を守ることはできないのかもしれません。

子どもが被害にあうことなく幸せに成長できるように

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出典:https://pixabay.com/
子どもが事件に巻き込まれること、それは子どもだけの問題ではなく、親である大人の問題でもあります。我が子を事件からいかに守るのか、子どもに自分を守る術をどう教えるのか。親であれば誰もが抱える問題ですが、あまりリアルに子どもに伝えることは難しく、実際に子どもとじっくり話し合うチャンスは少ないかもしれません。

「とにかくさけんでにげるんだ」は、そういった親子の会話の時間を作るきっかけになる絵本です。多くの子どもを持つ親御さんがこの絵本を子どもと一緒に読み、少しでも犯罪に巻き込まれる子どもが減ることを切に願います。


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