発達障害の診断から2年。息子をやっと愛せる様になりました。

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「なんだか、自分の子供が育てにくい・・」「とても手がかかる・・」そんなお母さんの気付きから診察→診断に繋がる事も多い発達障害。最近メディア等でも取り上げられる事が増え、耳にした事がある方も多いのではないでしょうか。

子供だけでなく、大人の発達障害についても話題に上る事がありますよね。実際に息子さんが発達障害の診断を受け、様々な想いとともに、子供を愛せるようになったというお母さんの実体験と共に、発達障害について触れてみましょう。

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発達障害とは?

発達障害は、生まれつき脳の発達が通常と違っているために、幼児のうちから症状が現れ、通常の育児ではうまくいかないことがあります。成長するにつれ、自分自身のもつ不得手な部分に気づき、生きにくさを感じることがあるかもしれません。

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つまり「脳のつくり」によって、様々な症状が出てくるものであり、本人の特性なのです。生きにくさを感じる事が多くなれば、周りの人のサポートが必要になる場合もあります。

ですが、発達障害はその特性を本人や家族・周囲の人がよく理解し、その人にあったやり方で日常的な暮らしや学校や職場での過ごし方を工夫することが出来れば、持っている本来の力がしっかり生かされるようになります。

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「なんだか、やりにくい子供だな」と周りが思って、見て見ぬフリをするのではなく、その子供さんが何に不便や生きにくさを感じているのかを知り、理解してあげる事が大切なんですね。

実際に息子さんが発達障害の診断を受けた方のお話

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赤ちゃんの頃は穏やかでほとんど泣くこともなく、お地蔵さんのようだった息子。娘が1日中泣きわめく赤ちゃんだったので、なんて育てやすい子なんだろうと驚いたのを覚えています。

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赤ちゃんの頃には、手が掛からず、むしろ育てやすかったと感じる事も多くあるようです。

「あれ、おかしいな?」と思う項目がどんどん増え、3歳になる頃には笑って済ませられなくなってきました。
3歳児健診で「脳を調べてみましょう」と言われ、大病院でのMRI検査を受けましたが、異常は見つかりませんでした。
「残っているのは発達障害の線」ということで、K式の発達検査を受け4歳4ヶ月で自閉症スペクトラム・ADHD(注意欠陥優位)・協調性発達運動障害の診断を受けました。

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まさか発達障害の診断が下りるとは、このお母さんも夢にも思っていなかったと思います。「なぜ?どうして?ウチの子供が」その様な思いに駆られたのではないかと思います。

「この子は脳の構造が違う」と頭では分かっていても、話が通じず、当たり前のことができない息子にイライラと焦りが募り、子育ての日々は私の暴言で埋め尽くされていきました。

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誰でも自分の子供に対して、暴言を吐きたいなんて思っていません。それ位、自分の気持ちを抑えられなく、コントロールが出来なくなっていたと思います。

子供の特性を知り、理解する

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発達障害は子供一人一人、特性が異なります。その子供の特性を知る事が、理解に繋がります。

今なら触覚過敏で汁物に吐き気を起こしたり、味が混ざったものが食べられない息子の特性を理解することができます

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「触覚過敏(触覚防衛)」と言う言葉、耳にした事はありますか・・?とても本人の生き辛さに繋がってしまうんです。

例えば「シャワーを痛がる」といった症状が出る事もあります。

感じ方は人それぞれですが、ある人にとって、「シャワーを浴びると、針で刺されたような痛みを感じる」そうです。

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他にも・・

・体育館など大ぜい人がいる場所を嫌がる
・初めての人や、初めての場所を嫌がる

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この場合、例えば沢山の人が集まる学校の行事、運動会・発表会など、支障をきたす事も考えられますよね。その様な際には、例えば運動会の際には、みんなと一緒に競技等参加するのではなく、少し離れた場所で先生や保護者と一緒に応援する事で参加する等、周りの人が理解して対応してあげる事が大事なんです。

息子を愛せる様になるまで2年かかった・・

日々の暴言などで、子供との信頼関係が崩れきってしまったお母さん。子供との信頼関係を作り直すために、息子さんの特性を勉強されました。

手先が不器用でボタンも留められなかった息子が、図で説明することで1回でできるようになりました。
耳から情報を入れるよりも、目から情報を入れる方が得意だと知り、たくさんカードを作りました。

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特性を理解する事で、その子供にあった育て方をする事が出来ます。そしてお母さん自身も、子供に伝わらない・理解してもらえないというイライラが無くなり、子育てしやすくなるんです。

こうして発達障害の診断を受けてから2年、私はようやく息子を心から愛おしいと思えるようになりました。

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療育や通級指導も利用する

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近年は発達障害に対する理解が高まっています。小学校入学前の幼児期でしたら「療育」と言って、自治体や民間機関でその子供の特性に合わせたトレーニングや教育を受ける事も可能です。

小学校に上がった後は「通級指導」と呼ばれる、通常級に在籍しながら、その子に合う・必要とされる特別な支援教育を受ける事が出来る制度もあります。

療育や通級指導では、お子さんに対しての指導だけでなく、先生やスタッフの方々が保護者の方に寄り添い、話を聞いてくれたり、適切な子育てのアドバイスもしてくれます。

様々な制度やサービスが最近はあります。もし子育てで悩む事があれば、お住まいの自治体の子育て関連窓口や、公的な教育機関に相談されると、色々な情報が得られますよ。

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