泣いて笑ってリアルに実感!「きみは赤ちゃん」に共感の嵐!

ライフスタイル, 妊娠

リアルすぎる妊娠・出産・育児エッセイ「きみは赤ちゃん」


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いわゆる妊娠・出産・育児本などとは一線を画するリアルなエッセイが、川上未映子の「きみは赤ちゃん」です。

ここには、きれいごとなど一言もありません。

作者がリアルに感じたそのままを、リズムのよい軽快な言葉で作品上に描き表しています。

川上未映子とは?

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出典http://wol.nikkeibp.co.jp

ミュージシャンとして活動したのち、『わたくし率イン歯ー、または世界』で小説家デビュー。2作目の『乳と卵』(2008年)で第138回芥川賞を受賞し、2011年には同じ芥川賞作家の阿部和重さんと結婚して現在3歳になる息子を持つ作家、川上未映子さん。

出典http://wol.nikkeibp.co.jp

「きみは赤ちゃん」とは?

「きみは赤ちゃん」には、作者が妊娠期間を死ぬ思いで耐え、無痛分娩の予定が帝王切開になり、限界を越えた痛みに耐え、そして出産を迎えるまでが描かれます。

ここまでが、webで連載された「出産編 できたら、こうなった!」で、書き下ろしの「産後編 生んだら、こうなった!」を合わせて、エッセイ本として出版されました。

産後編では、出産した後の育児の大変さや、夫との関係が悪化する産後クライシスなどが描かれます。

さらに、生まれた赤ちゃんに対する愛情も心に沁みる温かい言葉で語られ、多くの共感を呼んでいます。

「きみは赤ちゃん」より抜粋

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出典https://www.favmedia.me

じっさいの妊娠生活は、わたしの想像をはるかに超えた、過酷かつ未知すぎるものだった。わたしの想像力なんか三段跳びでスキップして見えんくなったなーと思ったら脳髄に突き刺さってたわ、みたいな

出典http://hon.bunshun.jp

具体的にこれといったことなんてないのに、ただただ、なんだか心細い。気持ちがゆれて、油断したらなぜだか涙が垂れてしまう。そしてわたしは、はたと気がつく。もしかしてこれが。もしかして、これが。……う、うわさのマタニティーブルーってやつなのか。マタニティー・ブルーって、これとちゃうの。

出典http://hon.bunshun.jp

マタニティクラスで産院の院長が、人間としての最も大きい痛みが、「指の切断である」と説明した後、出産の痛みについて・・・

つぎの瞬間、院長は思い切り腕を延ばして、その<指の切断>の、はるかはるかはるか上の、もうほとんど枠外といってもいいようなポイントを半ばジャンプするようにペンで猛烈にアタックしたのだった。

妊婦たち「(!!!!!!!)」

院長「でも~~~~~~~」

妊婦たち「(……で、でも……?)」

院長「みなさんは~だいじょうぶっ! なぜなら~~~なぜなら~~~~」

妊婦たち「(…!? )」

院長「無痛分娩だからっ!!!!!!!!!!!」

妊婦たち「(無言の絶叫!!!!!!)」

出典http://hon.bunshun.jp

男ってほんまに楽やな、とそう思わずにはいられないのだった。社会で働きつづけなければならないのはいまや女性もおなじであって。生んで、授乳して、すぐ復帰せねば、もう戻れなくなるのである。出産のダメージはいったいどれほどのものなのだろう。好きでやっていることとはいえ。望んでやっているすべてとはいえ。そして男性たち。からだには何の変化も痛みもないままに、彼らは、ある日とつぜん赤ちゃんに出会うのだなあ。射精からそこまで一直線なんだなあ。

出典http://hon.bunshun.jp

なぜあべちゃん(夫)は変わらないのだろう。体も、考えかたも、仕事することへの罪悪感のなさもそうで、そして生活のこまかなことでいえば、たとえば朝の支度ひとつとっても、どうしてひげとか剃ったりできるだのだろう。わたしなんてまともに歯だって磨けてないのに。

出典http://manga-mokuroku.net

読んだ人の感想

Women have a reading with a cup of coffee in the park
出典http://kosodate-web.net

育児中のモヤモヤや、
我が子へのどうしようもない愛情を
自分の語彙では思い当たらなかった言葉で
言語化してくれています。

帯の通り、爆笑・号泣しました。

大切な本と出会えました。

出典https://www.amazon.co.jp

私自身もネガティブに関しては人後に落ちない自信があり、産後まんまと産後鬱的なものに陥ったし軽く産後クライシス的なものも経験したが、著者のネガティブさは私のそれの軽く上を行くネガティブさで、読んでいてものすごく安心感を覚えた。

出典https://www.amazon.co.jp

久々に読書中に声を出して笑いました。とおもったその矢先、胸がいっぱいになり、涙せずにはいられないクダリもあったりと、「ほのぼのジェットコースター的作品」と言ってもいいかもしれません。

出典https://www.amazon.co.jp

芸能人みたいな「ああ、産んでよかった、幸せすぎてこまっちゃう・・・」みたいな文章ってもう食傷気味。だって妊娠出産ってすごい負担でしょ。この本は、十月十日の心身の変化や産んでからもホルモンバランスの変化とか、とにかくあますところなく書き連ねていて、リアルだ・・・。こんなしんどい思いしたくないけど、読み終わったら子ども産んでもいいかなぁという気持ちになる。最終章は涙が出ました。

出典https://www.amazon.co.jp

まとめ

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たくさんの人が、共感とともに「きみは赤ちゃん」を読み終えているようです。

出産・育児本はこれだけでいい、という声もありました。

これから妊娠を考えている人も、出産予定の人も、育児奮闘中の人も、そして、パパたちにこそ、ぜひ読んでほしい一冊です。
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