乳幼児突然死症候群や知能低下の原因にも!受動喫煙が子供に与える7つのリスク

ライフスタイル, 妊娠

受動喫煙が危険な理由

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タバコの煙には、3つの種類があります。

1、主流煙・・・喫煙者が自分の意思で吸い込む煙(フィルター越し)

2、副流煙・・・喫煙者がタバコの先から出す煙(フィルターなし)

3、呼出煙・・・喫煙者が口から出す煙(フィルターなし)

2、3の副流煙と呼出煙を、喫煙者の周囲にいる人が吸ってしまうことを、受動喫煙といいます。

ここで、注目すべきは、喫煙者はフィルター越しにタバコの煙を吸うのに対して、タバコを吸わない人は、フィルターなしで煙を吸うことです。

これが、受動喫煙の怖いところです。

タバコを自分の意思で吸っている喫煙者より、その周囲にいて受動喫煙してしまう人の方が、フィルターがない分、危険にさらされているということになるのです。

たばこの先から出る副流煙 には

主流煙よりもニコチン2.8倍 、タール3.4倍 、一酸化炭素 4.7倍。

副流煙には、発がん性のある化学物質 ベンゾピレン、ニトロソアミン等も含まれる。

出典http://www.mhlw.go.jp

受動喫煙が大人よりも子供にハイリスクな理由

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発達途中にある子供は、体や脳が未熟です。

このため、大人に比べてタバコによる悪影響が深刻になりやすいのです。

では、子供へ悪影響とはどのようなものがあるのでしょうか?

乳幼児突然死症候群

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乳幼児突然死症候群(SIDS)は、さっきまで元気だった赤ちゃんが、眠っている間に原因不明のまま突然死んでしまう病気です。

はっきりとした原因は判明されていのが現状ですが、その大きな原因と1つと考えられているのが、受動喫煙です。

たばこは、SIDS発生の大きな危険因子です。平成9年度研究では、両親が喫煙する場合、両親が喫煙しない場合の約4.7倍SIDSの発症率が高いと報告されています。妊娠中の喫煙は、おなかの赤ちゃんの体重が増えにくくなりますし、呼吸中枢にもよくない影響を及ぼします。

出典http://www.mhlw.go.jp

知能低下

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知的能力はコチニン濃度増加つまり受動喫煙の増 加に伴い有意に低下していました。

注目す べきは受動喫煙が軽くともそれに見合った知能の低下 が観察されており、これ以下なら知能に影響しないと いう閾値はありませんでした。

出典http://www.nosmoke55.jp

これは、6歳から16歳までのアメリカの子供、5,365人について、血中ニコチン濃度と知能の関連について調査した結果です。

この結果は、軽度の鉛中毒と似た症状でもあるそうです。

成人肥満・糖尿病

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妊娠初期の女性が喫煙者だと、生 まれたこどもが 10 歳になった時点で肥満になる確率 が、非喫煙者に比べ約3倍高いことが山梨大医学部の 山縣然太朗教授らの調査でわかっています。

出典http://www.nosmoke55.jp

イギリスでの長期追跡調査の結果、妊娠中喫煙をし た母親から生まれたこどもが 33 歳になった時、糖尿 病リスクが4倍となることがわかりました

出典http://www.nosmoke55.jp

なぜ妊娠中の母親の受動喫煙が子供の肥満や糖尿病に関係してくるのでしょうか?

それは、妊娠した女性がタバコの煙を吸い込むことにより、血流が悪くなり、子宮が栄養不足になることによります。

栄養不足になると、胎児の節約遺伝子が動き出し、インスリンの働きが悪くなり、血糖が下がりにくくなります。

血糖が下がりにくいということは糖尿病になりやすく、さらに肥満にもなりやすくなるのです。

他にもたくさんあります

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タバコの煙の影響が最も出やすいのが、鼻、耳、のどなど の空気の通り道にあたる部分です。受動喫煙により子どもの 中耳炎、気管支炎、肺の感染症や肺機能の低下などがおこることが知られています。

出典http://sugu-kinen.jp

妊娠中の喫煙は、胎児の発育障害や早産の原因の一つとなります。疫学的な推計によると、たばこを吸う妊婦は、吸わない妊婦に比べ、低出生体重の危険性が約2倍、早産の危険性が約3倍高くなります。

出典https://ja.wikipedia.org

タバコに含まれる有害物質は男性の精子にも悪影響を及ぼし、早産や流産、胎児の発育障害などを引き起こす原因になります。

出典http://health-to-you.jp

幼少期に家庭内で親が吸う1日のタバコの本数が10本増えるごとに、子供の身長の伸びが約0.2cmずつ低下します。

出典http://health-to-you.jp

子供に受動喫煙のリスクを負わせないために

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私たちの大切な子供に、受動喫煙によるリスクを負わせないためには、大人が子供の近くでタバコを吸わないことです。

子供のいる家庭では、大人は禁煙することが最も良いことです。

どうしても禁煙できない場合は、家の中では絶対に吸わないという習慣を持ちましょう。

室内で吸ってしまったタバコの煙の有害物質は、臭いがなくなった後も残るといわれており、また、子供の目の前で吸わなくても喫煙した後の息から有害物質が出るともいわれています。

喫煙する場合は、家の外で吸い、しばらくは子供の前に行かないという心がけが大切です。

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