妊娠タイムリミットは都市伝説!?何がホントで何がウソなのか

妊娠

妊娠タイムリミットは都市伝説?

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女性の妊娠にタイムリミットがあるというのは、よく知られています。

実際に、35歳を過ぎると、産院では「高齢出産」扱いになります。

35歳をずきると、妊娠するのも難しくなるし、出産にもリスクを伴うことが多いとされています。

でも、その根拠がどこにあるのか、知っている人は多くないでしょう。

「35歳以上の女性の3人に1人は妊娠できない」というデータは、1600年代から1700年代ぐらいまでのフランスの地方にある教会が取っていた出生統計がルーツでした。

出典http://business.nikkeibp.co.jp

実は、女性が自然妊娠する確率を大規模に調査したデータは、驚くほど少ないのだそうです。

だから、はるか昔のデータが、いまだに信じられ、妊娠の常識となっているらしいのです。

体外受精の場合は?

Close up of in vitro fertilisation (IVF).
出典http://xn--ihqx3zeqp04i9zal38f.net

体外受精のときの、卵子ではなく、胎芽(妊娠8週目までの個体)についての研究データでは、次のようになっています。

30歳の女性の胎芽のうち、75%の胎芽が正常でした。一方、39歳では、正常な胎芽は47%でした。

しかし41歳では31%、42歳では25%、43歳では17%…と一気に落ち始めます。

出典http://business.nikkeibp.co.jp

やはり、年をとるごとに、健康な赤ちゃんを産める確率は、徐々に低くなっていくようです。

出産時のリスク

妊娠タイムリミットの伝説が古いデータを根拠としたものだといったからといって、高齢出産が大丈夫だというわけではありません。

母の年齢別周産期死亡率(平成23年)というデータが、内閣府男女共同参画局から発表されています。

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出典http://www.gender.go.jp

このデータを見ると、35~39歳を境に、周産期死亡率と妊娠22週以後の死産率が急激に上がっているのが分かります。

妊娠時期は高齢化をたどっている

厚生労働省の発表によると人口動態統計を調べたところ1975年当時第1子出産時の平均年齢が、25.7才だったのに30年後の2005年の調査では、29.1才に上昇。さらに2010年の調査では、29.9才。40代で初産を迎える女性「高年初産婦」も増加傾向で40代のママも珍しくありません。

出典http://www.mamagohan.info

子供を作ると、自分の時間がなくなり、それまでのように、自分だけのペースで物事を進めていくことができなくなります。

だから、結婚してもしばらくは2人だけの生活を楽しみ、何年かしてから子作りにはげもう、というカップルは少なくありません。

また、結婚そのものも、世界的に晩婚化の傾向があります。

独身の気ままな時代を楽しみたい、結婚するにはまだ早い、もっと仕事をしたい、などなど理由は様々にあるでしょう。

昔と違って、結婚以外の選択肢が多くできてきた、ということも理由の1つでしょう。

選択肢がたくさんあるというのは、自由の幅が広まったということでもあります。

でも、自由には、責任をともないます。

結婚しない、子供を作らない・・・・少子化が進む

遅く結婚をする、妊娠するのは年をとってから・・・・出産のリスクが高くなる

健康な赤ちゃんを安全に産みたいのなら

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人にはあらゆる生き方をする権利があるし、女性も、子供を産むのも産まないのも自由な世の中です。

でも、自由に生きるにはリスクがあります。

本当に健康な赤ちゃんを望むのなら、やはり、若い時期に妊娠をするに越したことはないでしょう。

医療が進んで高齢出産もできるようになったとはいえ、それもまた、真実なのです。

35歳になったら急に妊娠しにくくなるというのは、都市伝説に近い根拠だったようですが、様々なデータを見ても、30代のうちに産んでいたほうが安全な出産ができる可能性は高いようです。

また、出産は産んで終わりではなく、その後の育児にはもっと苦労します。

多大な体力を必要とするので、この点から見ても、若いに越したことはないのかもしれません。

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