子どもの引きこもりは親のせい? 引きこもりの子を持つ親に共通する8つの特徴

ライフスタイル, 妊娠

日本全国で300万人以上はいると推計される「引きこもり」。

家庭によって事情は違っているものの、家の中に閉じこもり学校にも仕事にも行けない状況というのは、本人の人生はもちろん家族の人生をも狂わせる深刻な問題です。

こうした引きこもりを増やす原因は、家庭の中だけにあるわけではないでしょう。
でも引きこもりになる子どもの親には、少なからず共通点があるというのです。

引きこもりの子を持つ親の8つの共通する反応パターン

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出典:https://www.photo-ac.com

日経DUALに掲載された座談会記事によると、引きこもりの子を持つ親には”子どもに対する反応”に8つの共通する傾向がみられるといいます。

紹介されているその反応パターンは次の通りです。

8つのNGパターン

【ケース1】 子どもの回答を待たずに、先に返事をしてしまう
子どもが「何年生?」と聞かれているのに、親が「2年生です」などと答えてしまう

【ケース2】 家庭での雑談が少ない
「早く勉強しなさい」などと一方的に言ってしまう

【ケース3】 子どもの話を聞き流す、最後まで聞かない
「今忙しいから、ちょっと待って」と、家事の手を休めない

【ケース4】 条件的ほめ&承認をしている
「○○ちゃんが、××してくれたら、お母さんはうれしい」などと言う

【ケース5】 「知力」だけを育てようとして、「感情」に目を向けない
「算数が難しい」と言うのを聞いて、「落ちこぼれちゃうよ。塾行かなくちゃね」と答える

【ケース6】 子どもを自分の思い通りに育てようとしている
「お母さんはこの学校がいいと思う」などと、自分の意見を押し付ける

【ケース7】 子どもの挑戦を回避させようとしている
子どもから「○○をやってみたい」と言われると、「それは危ないからダメ」などと言う

【ケース8】 “さらに上”を要求する
97点だったテスト答案を見せられて、「あと3点で満点だったのにね」と言う

出典:http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=7673

この項目を見てどんな感想を持ちますか?

上記の日経DUALの記事の中では、座談会に参加された方が「普通に全部やっている」と話されていましたが、それは少しまずいのでは・・・?と私の感覚では思いました。

こんなことを本当に日々続けているとしたら、子どもの心が壊れてしまっても当然ではないか、そんな感想を抱く人も多いのではないでしょうか。

引きこもりやニートになりやすい家庭の特徴

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出典:https://www.photo-ac.com

続けてご紹介したいのは、専門家の方々が話す「引きこもりやニートになりやすい家庭の特徴」です。

こちらもわかりやすく箇条書きにします。

① 親の態度が高圧的、批判的である

② 親がせっかち、短期、ささいなことでもイライラしがち

③ 親が学歴主義、自分の学歴に劣等感を持っている

④ 親が過度なポジティブORネガティブな考え方に偏っている

⑤ 夫婦の仲が悪い、家庭内の会話がない

⑥ 親の不干渉、もしくは過干渉

子どもの言い分に耳を貸さず、なんでも親の言いなりにさせようとするのでは、子どもはいつしか自分の考えを持たなくなり、だまって親のいうことを聞いていればいいやというように諦めの気持ちを持つようになってしまうといいます。

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出典:https://www.photo-ac.com

そして、いつしか自分が本当は何を望んでいるのか、自分の気持ちがわからなくなってしまうと言うのです。

それでも問題なく進んでいるうちは良いのですが、何かで挫折やショックな出来事があると、それを機にどんどん親への反感や憎しみが膨らんで不登校や引きこもり、ニート、あげくは家庭内暴力へと暴走するケースが多いそうです。

子どもの幸せを願っているはずなのに

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出典:https://www.photo-ac.com

問題なのはこれらの行動を、親が無意識でやっているという点です。

自分では子どもの心を追い詰めているとは微塵も思っていませんし、子どものためにやっていることです。

ケース2、ケース3を除いては、子どもを守るため、子どものリスクを減らすため、子どもに良い人生を送ってもらうため・・・全ては子どもの幸せのためにやっていると信じ込んでいるのです。

だからこそ始末が悪いわけです。

自分が間違えているかもしれないとは、全く考えていないのです。

引きこもりの子を育てた親について、尼僧で作家の瀬戸内寂聴さんは「想像力が足りない」と言っています。

自分の価値観の中でのみ子どもを見ているから、子どもが何を感じ何を求めているのかおもんばかることができない、つまりは子どもの気持ちが全く見えないまま、心が行き違いになっているということでしょう。

日経DUALの座談会で語られた内容でも、親は子どもの未来を案じて常に未来の子どもを見ているため、「今」の子どもを見ていない、ということがあげられていました。

子どもの人生は子どものもの

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出典:https://www.photo-ac.com
こうした親に共通するのは、自分の人生と子どもの人生を混同しているということのようです。

自分の人生の夢や理想を、子どもの人生に重ね合わせて見るのは間違いです。

子どもの人生は子どものためのものであって、親のものではありません。

親の価値観を押し付けるのも良くありません。

自分の理想に子どもを従わせようとしたり、子どもを自分の意のままにしようとしたり、そんなことをして行動を親に強制されている毎日では、子ども心の中に次第に不満が溜まっていき、いつ心が壊れてしまうかわかりません。

子どもの今をしっかりと見て、真正面から子どもと向き合い、心の内を聞く。

そして子どもの気持ちや意志を尊重し、子どもなりの人生を歩んでいけるようサポートしてあげることが大切なのではないでしょうか。

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