全てのパパが知っておきたい重要なこと「子どもの性格は父親との関わりで決まる」
子どもの性格は父親で決まる
コネチカット大学研究所長で人類学者のロナルド・ローナー氏が、世界中の家族について調査した結果、こんなことがわかったそうです。
「父親からの愛情を多く感じて成長する子どもは、幸福感を感じ、生活満足度の高い人間に育つ」。
反対に父親から”愛されていない”、”認められていない”と感じながら育った子どもは、感情的に不安定で敵対的、攻撃的に育つ傾向が見られるというのです。
しかも長い時間一緒にいて子どもの世話をしている母親よりも、父親の愛情不足の方が子どもにとっては影響が大きく、将来的に犯罪行為や自尊心の低さに繋がると言うのですから驚きです。
ひと言で言うと「子どもの性格は父親で決まる」そうなのです。
パパは責任重大な存在
子どもの人格形成において、父親の存在がどれほど重要なものか、改めて考えさせられる研究結果ですね。
ローナー氏の研究によると、父親が積極的に子育てに関わった子どもには、次のような性質が見られるそうです。
・性格が穏やかである
・かんしゃくを起こさない
・チャレンジ精神や達成意欲が強い
・学業成績が優秀である
・我慢強い
・人間関係が良好である
・自己肯定感が強い
こうした性質を持って育った子は、将来的に自分の能力を発揮できる仕事をし、幸せな家庭を築く傾向があるそうです。
確かに上記の特徴を見ると、自分の人生を生き生きと歩くイメージを強く感じますね。
もう、イクメンなどと”子育てに積極的なパパを特別扱い”している場合ではないかもしれません。
我が子の人生に大きく関わってくるのですから、責任重大です。
特別なことはしなくてOK
とはいえ、なにかパパが子どもに特別なことをしたり、教えたりしなければならないというわけではありません。
大切なことは、とにかく長い時間を子どもと一緒に過ごすことだそうです。
その上で、子どもの話しをしっかり聞いてあげ、ルールを守ることを教え、自由な空間を与えてあげることができれば理想的です。
父親は子どもにとっての社会への入り口だと良く言われます。
こうしたことは、パパの方がママよりも得意かもしれませんよね。
また子どもと一緒にいることで、パパにも良いことがあります。
それは「幸福ホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」が増加することです。
パパも子どもと長く同じ時間を過ごすことで、幸せな気持ちになれるそうですよ。
パパがいつもそばにいることのメリットは大きい
ローナー氏の研究以外にも、父親との関係性が子どもに与える影響については、色々な報告があるようです。
例えばヴァンダービルト大学の研究によると、幼少期に父親と一緒の時間を多く過ごし、温かい関係を築いた女の子は、第二次性徴期が遅く性的な問題を起こしにくいのだとか。
またイギリスの心理学者ダニエル・ネットル氏の研究では、父親と一緒にいることが多い子どもの方が、そうでない子どもよりもIQが高くなることがわかっています。
こうして見ると、子育てにおけるパパの最も大切な役割は、子どもとできるだけ長い時間を一緒に過ごすこと、いつもそばにいて見守ってあげることだと言えそうです。
寡黙な父親であってもそれで良いのだと思います。
子どもがパパの自分への愛情を十分に感じられ、自分の存在が認められていると思えることが重要で、どんなふうに過ごすかはその次で良いのでしょう。
人生は楽しいもの、生きていくって素敵なこと。
それを子どもに教えてあげられたら素晴らしいですね。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
クイ~ズの最新情報をお届けします
Twitterでクイ~ズをフォローしよう!
Follow @quiizuこの記事を書いた人
こんな記事も読まれています
-
2017年06月21日
-
2016年04月12日
-
2016年05月11日
-
2017年08月10日
-
2016年08月05日
-
2017年06月21日
-
2017年10月21日
-
2016年05月11日
-
2016年04月12日
-
2017年10月17日
-
2016年04月12日
-
2017年03月23日
-
2017年03月17日
-
2015年12月04日
-
2017年03月12日