決して悪いものではない!?夫婦にとって産後クライシスが大切な理由とは

妊娠

「産後クライシス」という言葉をご存知でしょうか?
名前は聞いたことはあるけれど、具体的にどんなものかをよく知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

産後クライシスとは

産後クライシスの定義とは、「産後2年以内に夫婦間の愛情が著しく冷めてしまう現象」だそうです。
ちなみに「クライシス」には、英語で危機、重大局面などの意味があります。

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出典:https://sokkadayo.jp/

子どもが生まれてハッピーな毎日がやってくると思ったら、毎日がストレスフルで旦那に対してもイライラしてしまう……
そんなことは珍しいことでもなく、よくあることと思われる方もいらっしゃるでしょう。
そのくらい、この現象自体は昔からあったものです。産後クライシスという名前が付けられたのは、2012年にNHKの朝の情報番組「あさイチ」で特集されたのがきっかけで、その時に生まれた造語なのだそうです。

厚生労働省による調査では、子どもが0~2才のうちに離婚した夫婦は、未婚・死別を除く母子世帯全体の約35%にものぼり、最も割合が多かったことがわかっています。

なぜ産後クライシスが起こってしまうのか、その要因4つ

産後クライシスが起こるには、さまざまな要因があるとされています。

1:産後の体調不良
妊娠期間中から始まる身体の変化、出産という一大イベントを終えても、産後は24時間赤ちゃんのお世話をしなければなりません。
そのため、体力と共に精神力も限界に近づいてしまいます。

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出典:https://images.4yuuu.com/

2:ホルモンバランスの変化
産後、妊娠中に増加していた女性ホルモンが激減します。その急激な変化に身体が追いつかなくなると、心身に不調をきたすことがあります。

3:育児・家事に対する夫の非協力的さ
妊娠中から準備をしているママに対して、パパは子どもが生まれてから初めてパパの実感がわくといいます。また、パパが家事や育児をうまくこなせない、積極的にかかわってくれない場合に不満とイライラが増してしまうのです。

4:精神的な不安
出産のために仕事や友達から離れてしまい、取り残された気分を感じてしまう方もいるそうです。その他のいろいろな精神的不安から、産後うつを発症してしまうケースも少なくありません。

産後クライシスは夫婦が乗り越えるべき壁であるという意見も

しかし、一方では産後クライシスは意味があるもの、というこのような意見もあるようです。

産後クライシスは、思春期の子どもの反抗期のようなもの。
起こる現象だけを表面的に見れば、やっかいに見えるが、それにはちゃんと意味があり、成長のために必要なもの。
夫婦関係も、産後クライシスを経て、成長する。
夫婦の成長のために欠かせない発達段階のひとつといえる。

あるいは風邪にたとえてもいい。
産後クライシスは、夫婦関係の変化によって引き起こされる風邪のようなもの。
子どもができることによって、夫婦関係に変化が生じるのは当たり前。
ふたりきりのときの関係性からは当然変わらなければならない。
季節の変わり目に風邪を引きやすいように、ふたりの関係性が変化するときには人間関係も風邪を引く。
その意味で、産後クライシスを夫のせいにするのも本質を見誤っている。
たしかに風邪もこじらせれば死にいたる。
しかしだからといっておどろおどろしく、どうしようもない現象のように語るのは間違っている。

出典:http://mamapicks.jp/

夫婦の成長のために産後クライシスがあるとするのなら、意味がないものでもない夫婦で共に助け合ったり思いやることで壁や試練を乗り越えることで、二人の関係がより成長させる、ということでしょうか。
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出典:http://switch-kosodate.com/

つまり、産後クライシスはネガティブな面だけで捉えるのではなく、夫婦の関係を成長させるためのポジティブな面も同時に考えるべきなのかもしれませんね。

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