「可哀想」は時に人を傷つける

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足をけがした6歳の息子が「僕、がんばって幼稚園まで歩くよ」と言った。片足を引きずりながらゆっくりと歩く息子に付き添っていたら、通りすがりのご婦人たちから「あんな足で歩かせて可哀想に」という会話が聞こえてきた。

息子に妹ができ、おむつを買いに行った。「僕が持つよ。お兄ちゃんだから」と頼もしいことを言ってくれた。任せたら「あんな小さな子どもに荷物を持たせて可哀想に」と他人から非難された。

息子の頑張りが「可哀想に」という一言で全否定された気がした。

「可哀想に」という人は、自分が優しい人間だと思っているのかもしれない。

しかし、この言葉は浅はかで無責任で時に人を傷つけ、何も生み出さない。そのことを知ってほしい。

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