村まるごとのカラーリングでスラム街が観光地に大変身!
世界各地に存在するといわれる「スラム街」。
一般的には、貧困層が密集したエリアとなっていて、世界中の大都市には必ずといっていいほどスラム街が存在していると言われているほどなのだそうです。
そして、どのスラム街でも治安の悪化は問題となっており、無法地帯になっているスラム街も多いのだとか。
スラム街は、観光地に近い場所であっても治安の悪さや景観の悪さからも観光客はまず近寄りたくない場所となっています。
出典:https://cdn-ak.f.st-hatena.com/
そんな中、インドネシアのとあるスラム街がスラム街とは思えないイメチェンをして話題を集めています。
スラム街のイメチェンのために行われたペイント
大胆なイメチェンが行われたのは、インドネシアのジャワ島中部にあるカンポンペランギ村のスラム街です。
すっかり荒廃した村は観光客どころか、地元の人すら近寄りたくないエリアとなっていました。
そこで、そんな村のイメチェンのために地元の中学教師が村おこしプロジェクトを始動。
自治体や地元企業の協力を得て、約250万円の費用をかけて村にある232軒の家を色とりどりにペイントすることにしたのだそう。
たかがペイント?と思われるかもしれませんが、ペイント後の姿を見ると驚きます。
完成したのは、とてもスラム街だったとは思えないこんなカラフルな街並みなんです。
出典:http://livedoor.4.blogimg.jp/
このビフォーアフターを見ると、どれだけペイントで村の雰囲気が変わったのかがわかりやすいですね。
出典:http://livedoor.4.blogimg.jp/
どう見ても観光に訪れるような場所ではなかったスラム街が、一変しています。
また、屋根をペイントするだけではなく、外壁や階段、地面などにもこんなアーティスティックなイラストなどが描かれています。
出典:http://static.boredpanda.com/
村が丸ごと芸術作品のような雰囲気に様変わりしているのは驚きですよね!
変わったのは村の外観だけではありません!
このペイントは、地元住民の協力も得て行われました。
キレイになった村の姿は住民の意識も変えたようで、自発的に村の清掃を行ったりすることが増えたそうです。
雰囲気も変わって治安も改善したカンポンペランギ村は、SNSで大きな話題になったことで観光客が大勢押し寄せるようになりました。
観光客が増えたことでお土産などの売り上げも伸びていることから村も経済的に上向きになり、活性化しているようです。
どうにも変わらないと思われたスラム街でも、ちょっとのアイディアと心がけで注目の観光スポットに生まれ変わり、住民の意識まで変えることができるというのは、興味深いですね。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
クイ~ズの最新情報をお届けします
Twitterでクイ~ズをフォローしよう!
Follow @quiizuこの記事を書いた人
こんな記事も読まれています
-
2017年03月14日
-
2016年09月03日
-
2017年09月09日
-
2017年03月18日
-
2015年11月02日
-
2017年02月12日
-
2016年01月20日
-
2016年02月01日
-
2016年09月27日
-
2016年11月08日
-
2016年11月06日
-
2016年12月28日
-
2015年10月05日
-
2016年03月18日