妊婦健診は赤ちゃんとママのため!「未受診妊婦」が危険なわけ

妊娠, 子育て

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妊娠したら病院へ行く…誰もがあたりまえだと思っていることですが、日本では妊娠しても病院で妊婦健診を受けることなく出産を迎えてしまう「未受診妊婦」が増えています。

妊婦検診を受けずに出産を迎えてしまうと、さまざまなリスクに直面することになります。それは、産まれてくる赤ちゃんに及ぶこともあるのです。

「未受診妊婦」とは?

妊娠をしているにもかかわらず、妊婦健診を受けていない妊婦が「未受診妊婦」とよばれています。

2009年に「未受診妊婦」について調査を行なった大阪府は

  1. 全妊娠経過を通じての産婦人科受診回数が3回以下
  2. 最終受診日から3ヶ月以上の受診がない妊婦

を「未受診妊婦」と定義しました。

なぜ「未受診妊婦」になってしまうのか?

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出典:http://wotopi.jp
妊娠をしているにもかかわらず、なぜ病院を受診しないのか?妊婦検診を受けながら出産を経験した人など、それがあたりまえだと思っている人にとって、未受診のまま分娩を迎える人たちの理由は知りたいところでもあります。

2012年の大阪府の調査によると

「お金がない」「失業し経済的に苦しかった」などの経済的な理由:29%

「知識の欠如」:21%

「妊娠に対する認識の甘さ」:16%

「妊娠の事実の受容困難」:11%

「家庭事情」:9%

「多忙」:5%

「精神疾患の悪化や犯罪で収監されている間に受診機会の消失」:5%

「社会的孤立」:4%

といった理由があげられました。「経済的な理由」と「知識の欠如」が半数以上の割合になります。

「未受診妊婦」はなぜ危険?

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出典:https://karadanote.jp
まずあげられるのが、分娩の際に病院で受け入れ拒否をされる可能性が高いということ。なぜなら、病院側が未受診妊婦を受け入れることは、大変なリスクを伴うことなのです。胎児の状態も母体の状態も不明、合併症や感染症についても不明な状態の妊婦を病院側はなかなか受け入れてくれません。

救急車で搬送先を探しても、どこの病院も受け入れてくれずに、たらい回しにされてしまう可能性があるのです。

もちろん、それは妊娠している妊婦自身にとっても大変危険な状況です。分娩の際に、自分が合併症を持っているかどうかもわかりませんし、赤ちゃんの大きさや状態など、赤ちゃんと自分の情報が、ほぼ不明の状態で分娩することになってしまいます。

そういったことから、未受診妊婦は命にかかわるリスクがあるのです。

お腹の赤ちゃんの命を守るために相談を

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出典:http://zenninnet-sos.org/
さまざまな理由で妊娠をしても妊婦健診を受診できない、といった方はまずは誰かに相談をすることがなにより大切です。妊娠を放置していても、何も解決はしないのです。

全国には思いかけずに妊娠してしまった人が、電話やメールで相談できる「にんしんSOS」という窓口が用意されています。

妊娠に気づいたけれど、相談できる相手が誰もいないといった人は、そういった窓口に相談してください。

妊娠を放置することで、自分自身だけではなくお腹の赤ちゃんまで危険にさらしていることを知ってください。

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