妊娠中は痔になりやすい?原因と対処法を知っておこう!

妊娠

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出典:https://cookpad-baby.jp/

妊娠中は体重が増えたりつわりがあったりと、色々な変化があり体に大きなストレスがかかります。意外に知られていないのが、妊娠中に痔になる人が多いことです。特に妊娠後期には、子宮が大きくなるにつれて下半身に負担がかかるため、運動不足・便秘・血行不良となり、痔になりやすいと言われています。

デリケートな部分のため、家族やお医者さんにも相談しづらく、放置しておいて悪化してしまうというケースもあります。妊婦さんが痔になりやすい原因や、痔の治療法、予防法などを紹介します。

痔の種類

痔には、いぼ痔・切れ痔・痔ろうの3種類があります。

いぼ痔(痔核)

妊娠中に最もできやすい痔がいぼ痔。直腸にできるものを「内痔核」、肛門付近の皮膚にできるものは「外痔核」といいます。肛門付近の血行が悪くなると、いぼのように血管の一部がしこりになり、痛みなどの自覚症状がほとんどないため、出血して初めて気づく人が多いです。外痔核は、指で触っても分かるほどのしこりになります。

妊娠中に子宮が大きくなり、直腸や肛門の周辺にある血管を圧迫し、血行が悪くなるため、血管の一部が「こぶ」や「いぼ」状に膨らみ硬くなります。

治療法

塗り薬、座薬、内服薬などの治療薬で症状を治すこともできますし、内痔核では投薬での治療で様子をみて、いぼが小さくならない場合は除去手術が必要となることもあります。

外痔核も炎症が起きて痛みがひどく続く場合は、除去手術が必要となることもあります。

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出典:http://www.officiallyjd.com/

切れ痔(裂肛)

切れ痔は直腸粘膜と肛門の間にある皮膚に傷がつき、切れてしまった状態です。便秘などで強くいきみ、硬い便を出すことが主な原因です。いぼ痔と違い痛みがあるのが特徴で、治療薬だけで治ることがほとんどですが、切れ痔を繰り返すことで、慢性裂肛になり手術が必要になることもあります。

痔ろう

肛門内部の、肛門腺とよばれる管に細菌が入り込み、膿がたまってトンネルのような「穴」ができることを痔ろうといいます。

激しい痛みがあり、肛門付近が腫れて膿が出ます。原因は、下痢のときに便に含まれている細菌(大腸菌)が肛門内部に入り込み、炎症がおきることで痔ろうになります。

市販の坐薬や軟膏は効かないので手術が必要になるため、肛門科を受診して下さい。

産後の痔

痔は出産後にもなりやすいため注意が必要です。出産する時のいきみは、トイレで行うのとは違って回数も多く全力でするため、短時間での大きな腹圧がいぼ痔になりやすくなってしまいます。

便を押し出すためには腹筋が必要になりますが、妊娠中はお腹をかばう姿勢や行動を取って腹筋を使わずにいるため、普段よりも腹筋が弱くなっています。腹筋が弱く妊娠中と変わらない便秘状態のままでいるので、痔になる可能性は妊娠時と同じく高いので注意が必要です。

痔の予防

妊娠中、産後の痔の予防をすることが大切です。食物繊維や水分を摂ることによって便が柔らかくなるので、豆やキノコ、野菜類、果物などの植物繊維が豊富な食材をたくさん摂るようにしましょう。

ストレスと胃、腸などの消化器管とは深く関係しています。妊娠中や産後はストレスをためないよう、生活のリズムを整え、睡眠を十分にとるようにしましょう。あたたかいお風呂につかってリラックスし、血行をよくすることも便秘の予防になります。

妊娠、出産は体に大きな負担がかかる大仕事です。少しでも快適な妊娠ライフを送れるよう、痔にならないようにしっかりと予防しましょう。

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