理想と現実!「卵巣年齢」を知って賢いライフプラン設計を
「不妊治療」「妊活」という言葉をよく聞くようになってきました。しかし、実際には「いつから妊活したら良い?」「自分には妊活が必要?」というのが素朴な疑問です。
働きたい人にとってはライフプランを考える上で避けては通れない問題。そんなときに役立つのが「卵巣年齢検査」です。
何がわかるの?
卵巣の年齢と卵子の数がわかります。年齢が同じでもお肌の状態が人によって違うように、卵巣の老化の程度にも個人差があります。
高齢出産と呼ばれる年齢でも卵巣が若い人はいますし、もちろん反対の場合もあり得ます。
卵子は排卵のたびに作られるものではありません。胎児としてお母さんのおなかの中にいるときにすでに作られていて、年齢を重ねるごとに減少していく一方です。
検査でわかる卵子の数は、「あなたに残された卵子の数」といえます。
どんな検査?
検査の方法は採血のみで、簡単なものです。費用は医療機関によって異なりますが、5千円から1万円というのが相場のようです。
医療機関によっては、不妊治療を受けている患者のみ検査を行うというところもあります。事前に確認しましょう。
妊活の予定がなくても検査を
「いまはまだバリバリ仕事をしたい」「まだ高齢出産にはならないから大丈夫」と考えている人にこそ、この検査は受けてほしいものです。
ちまたで言われる「まだ大丈夫」の年齢は一般的な平均値に過ぎません。妊娠のしやすさには大きな個人差がありますので、大丈夫だと信じていてもいざ妊娠を希望した時には不妊治療が必要になっている、ということもあります。
「いまはまだ子供は……」と思っている人ほど、「では、いつなのか?」を考える目安として知っておくべきではないでしょうか。
定期的な検査を
検査結果は生活習慣やストレスなどによって大きく変化します。いま検査して安心できても、数年後に検査をすると想像以上に数値が落ちているケースも考えられます。
数年に一度、定期的に検査を受けていくことをおすすめします。
絶対ではない
知っておいてほしいのは、この卵巣年齢検査の結果が絶対ではないということです。検査の数値と妊娠のしやすさは必ずしもイコールではないのです。
卵子の数が十分にあったとしても、その質が悪いと当然妊娠はしにくくなります。反対に、数が少なくても質の良い卵子が揃っていれば妊娠の確率は高まります。
この検査では、卵子の質までは知ることができません。
残っている卵子の数がわかるといっても、確実な数字ではありません。この検査で計っているのは卵胞から分泌されているホルモンの値で、それを参考に卵子の数を想定しています。
検査結果が悪くても、妊娠の可能性が全くないということにはなりません。
仕事に打ち込むためにも、一度自分自身の体について知っておいて損はないはずです。ライフプランの設計に役立ててくださいね。
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