帝王切開は怖い?痛い? 不安を持つまえに知っておきたい予備知識

妊娠

帝王切開による出産の件数が年々増加していて、平成22年の厚生労働省の統計によると、5人の1人のママが帝王切開で出産をしているそうです。

どんな時に帝王切開になるの? 怖くないの?

わからないことがたくさんの、帝王切開について考えてみましょう。

帝王切開になるのはどんなとき?

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出典:http://book.photo-hug.com

帝王切開は母親のお腹を切開して、直接子宮を開いて赤ちゃんを取り出す手術です。

通常の自然分娩では母体や赤ちゃんにリスクがあるときに、医師の判断で行われます。

最も多い理由が逆子で、胎内で赤ちゃんの頭が上になってしまうと、産道に降りていくことができないので、自然分娩は難しいと判断されます。

また双子以上の多胎妊娠や、ママの骨盤が小さくて狭いとき、前置胎盤や子宮の奇形、子宮筋腫があったり高齢出産の場合なども、帝王切開が選択されることになります。

このようにあらかじめ自然分娩に危険が伴う可能性があるときは、予定帝王切開になります。

手術日を決めてその日に生めるので、しっかりと準備ができていいというママもいます。

これとは別に、自然分娩の途中で何かのトラブルが起きたときに行う、緊急帝王切開があります。

お産の途中に胎児が呼吸困難になったり、分娩が長引きすぎて母体や胎児の体力が続かないなど、それ以上時間がかかると危険と医師が判断したときに、途中から帝王切開に切り替えます。

怖いイメージを持つ人もいるかもしれませんが、あらかじめ知識を持って心の準備をしておけば、急に帝王切開になっても慌てずにすみますよね。

手術はどんなふうに進むの?

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出典:https://conobie.jp

予定帝王切開の場合は、あらかじめ手術日と入院日が決められれるので、心に余裕を持って待つことができます。

ただし予定日よりも前に陣痛が起こったり、破水や子宮口が開いてくるなど先にお産が始まったら、そのまま緊急帝王切開になりますので、早めに入院の準備は整えておきましょう。

手術の前日の夜は早めに軽めの夕食を取って、その後は絶食します。

入院後は術前検査や事前準備をして手術室に入り、麻酔をしたらその後お腹を切開して出産となります。

部分麻酔が基本ですが、事情によっては全身麻酔をすることもあります。

部分麻酔だと痛みは感じませんが、意識はしっかりしていて、お腹から赤ちゃんを取り出す感覚がわかるという人が多いです。

もちろん生まれたあとの赤ちゃんの泣く声も聞けます。

赤ちゃんに異常がなければ、そのままキレイにしてママとのご対面です。

赤ちゃんの産声や始めて我が子を見るときなど、自然分娩とあまり変わりはありませんね。

帝王切開の手術後はどうなる?

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出典:https://192abc.com/

赤ちゃんを取り出したあとは、胎盤を取り出して子宮や周囲を洗浄し、その後縫合します。

病院によって違いはありますが、溶ける糸を使って縫合したあと、癒着を防ぐために特殊なフィルムで子宮の傷口を覆い、医療用ステープラーというホチキスのようなもので縫い合わせます。

手術にかかる時間は、全体でおおよそ1時間程度です。

その後は経過観察のあと病室に移動しますが、麻酔が切れたころから傷の痛みが出始めます。

自然分娩と同じように子宮が収縮する後陣痛があるのに加え、帝王切開のママは傷口の痛みもありますので、術後1~2日が一番辛いかもしれませんね。

痛み止めでコントロールすることもできますので、医師や看護師さんに相談しながら乗り切ることです。

しばらくはお腹に力を入れるのが大変ですが、産後の回復や癒着の予防のためにも、許可が出たらできるだけ早く、自分で歩いてトイレに行くなどするのが大切です。

引け目を感じることはありません。

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出典:http://woman.mynavi.jp/

中には帝王切開で生むということに、なんとなく負い目を感じたり、後ろめたい気持ちになる人もいるかもしれません。

でもそんな必要はまったく無いのです。

帝王切開は陣痛が無いからラク、などと間違った認識もありますが、自然分娩とはまた違った大変さがあります。

あくまでも出産するママや赤ちゃんの命を守るための選択なのですから、周囲も不用意な言葉で本人を傷つけるようなことは慎みたいものですね。

自然分娩でも、帝王切開でも、出産は女性が命をかけて新しい生命をこの世界に送り出すことに変わりはありません。

どちらになったとしても、落ち着いてその瞬間に臨めるように、しっかりと心と体の準備をしておきましょう。

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