もしかしたら「試し行動」?大人が取るべき対処法

子育て

普段からやんちゃで手のかかる子供はたくさんいますが、悪いことをしつこく繰り返し、わざと親が困るようなことをすることが続くと、もしかしてこれは「試し行動」なのでは?と疑ってみる必要があるかもしれません。

試し行動とは?

「試し行動」とは、親が自分をどの程度まで受け止めてくれるのか探るために、わざと困らせるようなことを大人にテストする行動です。年齢によって試し行動は異なり、2歳児くらいだと噛みついたり、わざと物を投げたりこぼしたり、泣け叫び続けたりします。4歳児くらいだと、ダメだよ、といっても何度も同じことを繰り返したり、怒るとわかっていることをわざとやって反応をみたります。

2歳児になるとイヤイヤ期に入るので、大人に反発する行動と間違われやすいのですが、試し行動は子供の反発行動とは全く異なり、親の愛情を確認する行動です。

試し行動は、大人を信頼していない子供によく見られる行動で、大人から虐待を受けた経験がある子供によく見られる傾向です。その他、里子などの家族の愛情に恵まれない子供や、ステップファミリーの子供が「試し行動」を多く繰り返す傾向があります。

子ども自身が悪いとわかっていることを、気を引くようにあえて行動し、自分が困らせることをすることで、親がどう反応するか顔色を伺いながら試すのです。成長すると自然に消滅するとわけではなく、親の愛情が確認できるまで形を変えて表現されます。

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出典:http://ure.pia.co.jp/

試し行動をする理由

大人から虐待を受けた経験などがない子供でも「試し行動」をすることがあります。子どもが「試し行動」をする理由は、「自分を愛してくれているのか」「自分は親に受け入れてもらえているのか」を知ろうとするからです。親の注意が子供に向いていなかったり、構ってあげていないと、子供は不安に感じ自分を愛していてくれているのか、と試し行動をしてみたくなるのです。

下の子が生まれて世話にかかりっきりになっていたり、子どもを叱ってばかりいて認めていなかったり、仕事で忙しくなかなか構ってあげられず、一緒に過ごす時間が少ない、という状況の子供にも試し行動の傾向があります。

子供が試し行動をする時の対処法

子供が試し行動をしていると気づいた時は、どうやって対処すればいいのでしょうか?子供は親が自分をきちんと見てくれて、受け止めてくれている、愛してくれている、ということを確認したいのです。子供が試し行動をする時の一番の対処法は、「大好きだよ、愛しているよ」と伝えることです。

口だけで言っただけでは効果がありません。どんなことがあっても受け入れることをしっかり伝えて、抱きしめてスキンシップをしましょう。自分のことを大切に思ってくれているんだと気持ちが伝わるよう、できるだけ子供と一緒に過ごす時間を増やして、しっかりと子供のことを見てあげることが大切です。

試し行動であることに気が付けないとつい叱ってしまい、子供は感情的に怒られれば怒られるほど、試し行動はひどくなって負のサイクルにはまってしまいます。子供のやっていることが「試し行動」なのかどうかを、しっかりと観察して見極めることも必要です。子供が「試し行動」を始めたら、逆にそれは愛情を伝えるチャンスかもしれません。子供としっかりと信頼関係を築くためにも、子供のことをきちんと見て気持ちを伝えていきましょう。

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