日本初の展覧会!禁断の春画の5つの魅力

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『春画』とは江戸時代に流行した、異性間や同性間での性の交わりを描いた絵画のこと。

その生々しさから、今まで日本ではタブー視されてきましたが、海外では芸術性の高さやユーモラスな面白さから人気がありました。

春画は『エロ本』のように捉えられていることもありますが、それだけではありません。そこで、日本の芸術である春画の5つの魅力をご紹介します!

1.ストーリー性がある

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出典:http://ukiyo-e.org

多くの春画にはストーリーがあります。例えば、浮世絵六大絵師の一人である鈴木春信の春画「風流艶色真似ゑもん(ふうりゅうえんしょくまねえもん)」シリーズには、男女の交わりを盗み見る小さな男性が描かれています。

これは仙人からもらった薬を飲んで豆粒大の小人になった主人公が「真似ゑもん」となって『色道修行』をしながらあちこちで現場を盗み見て、楽しみながら学ぶというストーリー。男女の側では猫までもが性行為を行っていたりと、細部にまで面白さが隠されているのです。

2.着物など細部まで美しい

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出典:https://solomono.jp

春画のほとんどは裸ではなく、着衣で描かれています。それには『チラリズム』以外にも、着物やかんざしから登場人物の身分や境遇がわかる、という理由があります。

そのため、春画は着物など細部まで繊細に美しく描かれているのです。また、女性の表情や、指先・足先にまで注意を払って描かれていることにも注目です。

3.セリフが面白い

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出典:http://yansue.exblog.jp

春画の中には登場人物のセリフが書かれているものもあります。中には性行為の最中の女性の心の中の声が書かれているものも。

「私のこと、あんまり経験がないと思ってるかもしれないけど、あなた以外にも5人経験があるから」なんて意味のものもあり、一つ一つ読んでいくと非常に面白いのです。

4.芸術品としても価値がある

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出典:http://happy.ap.teacup.com

春画によっては贅沢品とされるもの多くあり、特に版画でなく肉版は非常に価値がありました。そのため、『嫁入り道具』として持たされることもありました。

また、ハガキより一回り小さいサイズの『豆版』と呼ばれるものもあり、それらをいつも持ち歩き、お互いに見せ合ったりもしたそうです。

5.デフォルメが面白い

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出典:http://www.bestweb-link.net

春画は『笑絵(わらいえ)』とも言われユーモラスに描かれているものも多くあります。笑いの対象となっているのは常に男性で、特に性器はデフォルメされて巨大に描かれているものが目立ちます。

一方、江戸時代の男性は、混浴の銭湯などて見慣れているため胸には興味がない人が多く、胸は雑に描かれてしまいがちでした。春画には性教育の意味合いもあったようです。

いかがでしたでしょうか。エロシズム以外にもたくさんの魅力がある『春画』。直視するのは恥ずかしくなってしまうようなものもありますが、芸術作品として大切にしていきたいものです。

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