世界観に吸い込まれる…。食べ物とフィギュアの小さなアート

ライフスタイル

p17jsbeiu5pvs1vtijth1eel1rr83-xl
出典:https://paddle8.com

吸い込まれてしまうようなミニチュアの世界を作り出すアーティストが米国シアトルにいます。
作品に写るのは食品と小さなフィギュアたち。

楽しいアートとしてだけではなく、現代社会への問題提起の想いも秘められています。

マルチに活躍する作者

christopher-boffoli
出典:http://www.businessinsider.com

アメリカ、シアトルを拠点に活動するChristopher Boffoliさん。ここで紹介するのは彼の写真家としての作品ですが、作家やジャーナリスト、音楽家、映画監督としても活動している表現の幅広い方です。

学生時代はジャーナリストになるためのスキルを身に付けようとしていたクリストファーさん。写真については独学で勉強したそうです。

想像力を最大限に

miniature-people-playing-with-food-by-christopher-boffoli-5
出典:http://www.visualtherapyonline.com

この作品たちはBig Appetitesという作品シリーズのもの。Appetitesは「食欲」という意味です。

1枚1枚の写真を見ていると、そこには確かにストーリーがあるように見えます。
しかし、見る人によって思い描くストーリーは違うはず。

自分の想像力をフルに生かして、写し出された世界に入り込んでみましょう。

ドイツ製のフィギュアたち

cbm6
出典:http://www.designboom.com

作品のなかで役を演じているのはドイツのPreiserというメーカーのフィギュアたち。
建築模型に主に使われるものです。

模型のなかでは脇役になりがちですが、こうして見ると1体1体が感情や思考を持って行動しているように映るからおもしろいですね。

マクロレンズで撮る食品

Christopher-Boffoli-secret-croissant
出典:http://andyrodriguesartworld.blogspot.jp

彼が写真作品のステージとして選んだのは食品。「マクロレンズを使った写真を撮るときに、自然光で映えるのが食品だった」とのこと。

世界共通の言語

cbm2
出典:http://www.designboom.com

食品を題材にすることで得られるメリットがもうひとつあります。
言葉を使わなくても、世界中の人に伝わるということです。

食べるということは、文化や社会的立場に関係なく誰もが行い、興味の対象となり得ること。
食べ物は世界共通のコミュニケーションツールになると、クリストファーさんは考えています。

食の問題を考える

52423994dbfa3f2916008034._w.540_s.fit_
出典:http://www.thekitchn.com

食べるという行為がどの人間にも不可欠であることは言うまでもありません。しかしながら、その生きるための食べ物を十分に手に入れられない人々が世界中にいることも事実です。

barricade+challenger+COPYRIGHTED+IMAGE+Please+don't+repost+without+permission
出典:http://www.bigappetites.net

作品を眺めていると、「かわいい」「おいしそう」「おもしろい」など、さまざまな感想が出てくると思います。

しかしそれだけにとどまってほしくないという作者の意図があります。食べ物を作品に取り入れることで、現代のアメリカの豊かすぎる食文化に一石を投じる想いが込められているのです。

bacast
出典:http://jamarattigan.com

クリストファーさんのこのBig Appetitesシリーズは、写真集も発売されています。もっと楽しみたい方は、ぜひ手に取ってみてくださいね。

参考

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

クイ~ズの最新情報をお届けします

Twitterでクイ~ズをフォローしよう!

この記事を書いた人

こんな記事も読まれています

ライフスタイル」カテゴリの人気記事